はじめに
“逃げる力”を養う!「避難の科学」に基づいた画期的な避難学習マップです。
東日本大震災後、地球温暖化等のもたらしつつある環境変化は、国民文化に新しい課題を突き付けています。それは、万が一の災害に遭遇しても、国民一人一人が震災を生き抜く最低限の知識と能力としての“避難リテラシー”を身に付ける必要性であり、そのような“自助力”を日頃から育てておくことの、国家的レジリエンスとしての重要性です。
「万が一、災害が発生したときには、どのような避難ルートから、どのようにして、どこに逃げればよいのか。」
そのような“逃げる力”を養うための位置情報を、リスク情報や避難情報と共に視覚化し、「今、どこにいるのか」「どこに逃げればよいのか」を、分かりやすくマップ化したのが、“スーパー減災・自助力マップ”です。
このマップは、画期的な現地照合性に加え、生活便利マップも兼ねています。その為、市町村版では、「市民が選ぶ十大ニュース」のベスト3に選ばれる(糸満市)など、ハザードマップの最大のネックであった利用率20%の壁を大きく打ち破りました。
ついては、このマップが、町内会で広く活用される事によって、新しい国民文化づくりとしての“避難リテラシー”の普及と向上に些かでもお手伝いできれば、幸甚に存じます。
商品の特長
- 特許の住宅地図(特許第3799107号(期限2016.10.14))が基盤になっており、公共施設や著名ビル以外は、建物の番地表示のみがなされて、個人情報に配慮されております。
- “建物番地表示付き”の防災・防犯安全マップとして、位置情報が数字(番地)で表示されている為、従来のハザードマップにない、画期的な現地照合機能を有した、かつ高齢者や子供、障害者、訪問者、外国人にもやさしいマップです。
- 海抜を、高度40mまでを5~10m毎に段彩表示している為、自分のいる場所の高度や付近の避難場所、避難ルートが簡単に把握できます。
- 1/3,500等の大縮尺である為、避難場所はもとより、倒壊危険ブロック塀や大雨浸水ポイント、消火栓やAED,消火器などの詳細なリスク情報等の表示が可能で、実際の避難行動の際の目線に立って災害イメージや防災行動を具体的 に描くことができます。その為、図上及び現地に地図を持参した上での避難経路の確認や避難行動の学習に大きな力を発揮します。
- 「具体的」「わかりやすい」避難学習マップとして、高齢者や児童、外国人の防災学習や避難行動に大きな力を発揮します。
- 成果品は、グーグルマップ上で、誰でも自由にパソコンやタブレット、スマホから閲覧できるので、町内情報の発信はもとより、観光振興や地域おこしにも貢献します。
- 成果品は、紙媒体だけでなく、インターネットでも自由にパソコンやタブレット、スマホから閲覧できるので、マップの用途や学習機会が大きく広がります。
- 公共性の高い事業であり、町内会はもとより、インターネット発信により、沢山 の人の目に触れる事になる為、独自財源以外にも、地図回りに地図上の表示と併せて広告を掲載(インターネットを含む)するなど、病院や企業、篤志家などの資金援助が比較的に得られやすいマップづくりです。完全原稿の持ち込みの場合は、広告の制作料金は発生しません。また、協賛広告等により、次年度以降の財源捻出が比較的容易になるため、一回限りでなく、地域の防災や防犯安全に永続した貢献が期待出来ます。
提供商品及びサービス
1. 商品は以下の(1)~(3)の3点セットで一式となります。
- 町内会全戸配布用「スーパー防災・安全安心マップ」(縮尺:原則1/3,500、フルカラー、A3サイズ、500部、地図範囲:町内会区域)
- グーグルマップ上での成果品のインターネット閲覧システム(PC、タブレット、スマホ対応)
- 町内会掲示用の大型パネル(A0サイズ:ラミネート処理、アルミ枠)
2.商品価格
こちらよりお問い合わせください。お申込みから購入までの流れ
1.仕様確認・お申込み・お見積もり
「地図のご紹介」項目にある「スーパー町内会防災・防犯安全マップについて」の内容を十分ご理解いただき、マップの仕様やテーマ、オプションの有無などを決めた上で、「仮申し込み」メールを送信してください。確認後、仕様設定書を添付したメールを送信いたしますので、必要事項を記入の上返信してください。その際、町内会の区域範囲がわかる町丁目の一覧等を添付してください。
仕様設定書の確認を行い、その後お見積りを正式にメール送信致します。
2.見積もり確認・申込み確定
見積の内容がOKなら、添付の申込書に必要事項を記入の上、メール返信、又は郵送してください。
3.白地図・記入マニュアル送付
「申込書」を確認後、白地図(町丁目の番地表示あり。建物の個別番地および標高データなし。A0サイズ)と記入マニュアルを郵送致します。白地図に防災、防犯等の情報を記入し、マニュアルに従い、オプションがある場合は写真等の資料と一緒にご返送ください。なお、白地図に予め記載された文化財や観光施設等の情報以外の掲載を希望する場合は、名称と住所の一覧表をエクセル形式でメールにて送付してください。
4.校正確認
記入済み白地図を元に、完成見本としてA3サイズのカラー地図を郵送しますので、校正をお願いします。校正作業が終わりましたら、校正済みマップを返信用のレターパックにてお送りください。
5.最終確認
修正後の「最終校正用マップ」を、修正前のマップと一緒に郵送するので、校正がない場合は、そのまま「校正書」に“校了”のサインをして、返信用レターパックにて郵送してください。また、修正のある場合は、「校正書」の“最終校正”にサインの上、最終校正済みのマップとと一緒に、返信用レターパックにて郵送してください。“最終校正サイン”による場合は、弊社の責任でマップを修正した上で、納品時に受領書と一緒に校了サインをいただく事になります。
6.納品
「校了」又は最終校正済マップ到着後、2週間程度で、納品いたします。 ※日程は、目安となります。繁忙期には、さらに時間がかかる場合があります。
お問い合わせ・お申込みはこちら
TEL&FAX:098-943-0095
基本仕様・標準データ・オプションデータ
スーパー町内会防災・防犯安全マップ基本仕様
地図範囲は縮尺1/3500が基本となります。横約1.5×縦約1kmが地図上の表示範囲となります。上記の表示範囲に入りきれない場合は、範囲の一部を省略、あるいは空き部分に分割表示することがあります。(その場合は、改めてご相談してから作業に入ります。)範囲が小さい場合は、可能な限り拡大して表示します。
納品物
ご希望により、下記のデータを記載することができます。- 町内会向け配布用の一枚物地図 500枚(A3版紙製 カラー片面印刷)
- A0サイズ掲示用パネル地図 1枚(814×1118mm、アルミフレーム枠)
- グーグルマップ上での成果品のインターネット閲覧システム(PC、タブレット、スマホ対応)
マップ標準データ(表示しないことを選択可能です)
1.建物番地表示/2.標高段彩表示(0m未満、0~5m、5m~10m、10m~20m、20m~30m、30m~40m、40m以上)/3.標高点の数値表示/4.道路情報(道路、通り名、信号機、交差点名、陸橋、バス停、駅名、河川・橋名称、一方通行)/5.生活便利情報(公共施設、大型店舗、公園、著名建物名等)
○下記のデータについては、町内会での白地図記入(調査を含む)により掲載します。
1.町内会範囲の表示/2.防災・防犯情報(避難場所、避難経路、子ども110番、交通事故の多い場所、暗くて危険な通り)/3.危険な場所(海、河川、山林などの事故の危険が大きい場所)/4.災害リスク情報(土石流、地すべり、急傾斜地崩壊、河川氾濫など、災害の恐れの高い場所や区域)/5.町内会連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)
オプションデータ(費用別途)
オプションでさらに充実したオリジナル・マップを作成可能です。
- 避難場所などの写真、防災・防犯の心構え・緊急連絡先などの文章や表
その他情報
※写真使用の場合は提供をお願いします。(JPG形式 画像解像度は最低300dp(推奨350dpi)必要です。)また、文章を記載したい場合はワード、エクセルデータの提供をお願いします。
白地図記入方法とデータについて
町内会範囲の白地図(町丁目の番地表示あり。建物の個別番地および標高データなし。A0サイズ)を送付します。
防災情報や防犯情報等を地図上に記入してください。
白地図記入例 白地図上に防災・防犯・安全・教材情報等を記入してください。
画像クリックで拡大表示します
記入された情報を元に地図を作成いたします。
画像をクリックすると別ページでPDFが開きます。
完成例:松尾2丁目自治会マップ
データはすべて白地図上に記入をお願いします。
また写真、標語等を使用する場合、電子データで提供をお願いします。
準備していただくデータ準備していただくデータ
町内会範囲或いはマップ表示範囲が分かるデータを提出してください。
オプションデータを掲載希望の場合は、写真(JPEG)、エクセル、ワード等の電子データのいずれかの提供をお願いします。